Hafa adai!
皆さんの国の卒業シーズンはいつでしょうか。アメリカ グアムでは5月下旬から6月初旬にかけて。つい最近まで日々、グアム各所で小・中学生、高校生、コミュニティカレッジや大学卒業のニュースが聞かれていました。
卒業式の学生たちに花を添えるのに欠かせないのがレイ（Lei）。レイとはハワイの言葉で首飾りを意味し、歓迎、感謝、敬意、祝福、愛情などを表現する際に贈られます。グアムでもそれは同じで、卒業式には首に大量のレイを飾った学生たちが記念写真を撮っています。
レイにもさまざまな種類があります。こちらはプラスチック製ですが、南国の花をイメージした華やかなもの。値段も手ごろで卒業シーズンだけでなく、さまざまなシーンでよく見かけます。
お菓子を包んだものは小学生や中学生に人気のレイ。簡単にできるので手作りするお母さんも多いよう。
高校生以上になると断然人気がマニーレイ。紙幣を使ったレイです。購入すると使用されている紙幣の金額に材料費、制作費などがつくので結構いいお値段に。こちらも作り方さえわかれば手間ではありますが簡単にできるので、手作りするお母さんもいます。1ドル札、それとも10ドル札、奮発して50、また100ドル札！手作りするなら紙幣を自分で決められるのでいいですね。
そして式当日になると、会場付近でレイを販売するお店が多数登場します。その中にはローキッドやプリメリアなど南国らしい生花を使ったフラワーレイや、イキイキとした葉を使ったリーフレイも。
たくさんの素敵なレイ、祝福を受け取って、グアムの子供たち、学生たちはこの夏、新たな一歩を踏み出します！